なんとはなしにManjaro Linuxが気になる。ローリングリリースなので上手くいけば再インストールなしでずっと使い続けられるかもしれない(実際はそんな訳はないみたいだが)。それにカーネルや色んなアプリの新しいバージョンが使えるのも魅力的だ。

もっとも「ローリングリリースって要するにWindows10と同じだよね!」と思った瞬間にちょっと萎えたのは内緒だ。

最初に選んだのはManjaro Xfce 18.04 stableだが、結局はKDEなどもインストールしてしまった。
しかし、この記事を書いてる段階でもう18.1.0が出ているので既に内容が古くなっているという…。

Manjaro Xfce18.04インストール

インストールが経過93%から進まなくなり終了しない。おそらくハードウェアの認識中にネットワークから切断されたせいだろう。ネットに接続してないと終了できないのだと思われる。

一応はその状態で中断してから再起動でもManjaroは立ち上がるのだけれどもちょっと不安だ。

Realtek r8168に注意

HDDから起動するが当然ネットには繋がらない。これはオンボードのRealtek製チップのドライバが悪いらしい。Manjaroが選択したドライバのr8168をブラックリストに入れ、Mintでちゃんと動いていたr8169ドライバを使わせたらいいのかな? /etc/modprobe.d/にブラックリストのファイルを作成してから再起動でなんとかネット接続成功。

念の為再インストールしたが、ぶっちゃけた話をすると一番楽なのはオンボードLANを無効化してからManjaroをインストールすると普通に終了する。そして再起動時に有効化すれば何の問題もなく認識してくれる。

しかもドライバはr8168のままなのに正常に動いてる。というかこのMBに積んでるのはr8168らしい? Mintはなんでr8169で正常に動いていたのか? そしてr8168をブラックリストに入れてちゃんと通信できるようになったのは何だったのか? さっぱりわからん。

その他

カーネルが新しい(4.19)せいかアイドル消費電力がMint19(カーネル4.15)から3〜4Wとわずかではあるが下がってる。別の要因か? Radeonのアイドル消費電力が下がるのはカーネルいくつからだっけ? もっと先だったような……

同じXfceだが起動直後のメモリ消費はRAM8GからiGPUで1Gほど引かれて計6.7G中の500MB台後半でMint19Xfce時より100MB以上多い。まあXfceのバージョンも上がってるからなぁ。(追記:不必要な常駐物をスタートアップから削ったら450MBを切るまでダイエットできた。)

Xfce4.14になったので内蔵コンポジタがハードウェア対応になり、それに伴いウィンドウマネージャとコンポジタの組み合わせの選択がなくなった。ログイン・ログアウト直後に画面が一瞬乱れる。たぶんxfwm4が原因。

日本語化

日本語化はMintよりも微妙に面倒くさい。インストール後にアップデートをする必要があるのだが、アップデート完了して再起動すると表示されるフォントが豆腐だらけになってしまう。

フォント

Manjaro日本語化で検索すると「Noto fonts CJKをインストールしましょう」みたいな記事がたくさんヒットするのでその通りにする。※18.1.0ではNoto fonts CJKはプリインストールになってるらしい。

sudo pacman -S noto-fonts-cjk

フォントのインストールはコマンドじゃなくてもpamacやoctopiからでもいい。

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cd /etc/fonts/conf.
sudo ln -s ../conf.avail/70-noto-cjk.conf

これもファイラーからリンクを作成しても同じ事。でもまあ、ターミナルにコピペしたほうが速いか。

日本語化完了後でもタスクマネージャのXfce-panel関連のウィジェット、日本語部分が文字化けしていて気持ち悪い。

xfce4taskmanager
なんじゃこれは

※追記:Noto fonts CJKは日本語以外の要らないフォントもインストールされちゃうので、代わりにAdobeの源ノ角ゴシック(Source Han Sans)に変更した。本当はCJKじゃないNotoフォントもGUIでフォントを選択する時にあまりに大量すぎて邪魔なのでアンインストールしたいのだが……

Fcitx

変換用にFcitxもインストール、これも有効化するのに癖がある。幾通りか微妙に内容が違う方法がヒットするかと思うが、一番楽だったのはFcitxインストール前に.xprofileを作成して/homeに設置

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export GTK_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS=@im=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx

この3行を記述。他はどうもうまくFcitxが使えるようにならなかった。

Uim

Mint19.2では使えなかったUimだが、試しにインストールしてみたらほぼ問題なく使えるようだ。

インストール後の設定その他はArch wiki参照。→Uim を使って日本語を入力 - ArchWiki

ついでにKDE

テスト環境のHDDだったのでついでにKDEもインストールしてみた。思っていたよりも軽い、ような? Xfceのメモリ使用量がかなり増えたせいもあるのか。起動直後で500MB台半ばといったところ。KDEのほうがわずか数十MBではあるが少なめ。

非常に現代的な外観で、KDEの後にXfceを触るとちょっと物足りなく感じる。視覚効果もよくできていてWindowsのAeroなんて真っ先にOFFにする自分がKDEのアニメーション効果は最速に留めOFFにできなかったという異常事態に。なんか小気味良くスルスルと動くんだよね。

それとKDE設定からGUIで設定できる項目が多くカスタマイズの幅が広い。一元管理なので把握しやすいのもいい。

メインをManjaroにするか否か

日本語環境さえ整えちゃえば後はMintと大差なし。特に難しくもなく普通に使っていけそうだ。Arch wikiの記述がほぼそのまま適用できるのもデカい。

Manjaroを試すとLinux Mintのリポジトリで流れているアプリは古いバージョンが多いんだなぁと気づかされる。でも量でいったらAURを勘定に入れてもUbuntu派生なぶんMintのほうが多いだろうし。deb形式で配布してるソフトもけっこうあるしなぁ。

XfceとKDEどちらを選ぶか迷うがMintの安定性も捨て難い。Xfceも4.14になってメモリは食うけど良くなったと思うしKDEも予想以上にいい感じだ。

まあ、こんな記事を書いている時点で既に選択は終わっていて絶賛稼働中なんですけどね。