備忘録。わざわざ単独で記事を書くまでもないメモ書き。
たぶん随時更新。

kernelアップデート

基本的にGUIからインストールで何も問題はない。kernelの切り替えはShiftキーを押しながら起動でGRUBメニューを表示→kernelを選択。以降は選んだkernelがデフォルトで起動するようになる。

AMDのCPUやRADEONの場合、どちらかというと新しいkernelのほうが不具合解消や機能追加されてて良い感じ。Manjaro使い始めの頃はLTSだけ入れてたけど最近は躊躇なく新しいのをつっこんでる。(nVidia環境だとドライバがkernelバージョン選ぶらしいとは聞く)

AUR

入れすぎないほうが良いとは聞くのだが増える一方やね…

AURの過去パッケージの保存場所

var/temp/pamac-build-ユーザー名

AURのビルド時間短縮

ccacheをインストール
makepkg の使用時に ccache を有効にするには/etc/makepkg.conf を編集
ccacheの前の!を削除
BUILDENV=(fakeroot !distcc color ccache check !sign)

kernelアップデート後AURアプリが動作しない

もう一回ビルドし直しでだいだいOKなはず。

CPUの最適化

/etc/makepkg.confの-march=x86-64 -mtune=generic-march=native
→CPUのアーキテクチャが変わるとビルドしたものが使えなくなる可能性あり。デフォルトのままが無難。

RYZEN関連

RYZEN発売からけっこう経ったはずだが、意外と対応に微妙な部分が残ってる感じ。

安定度はA10-7850Kのほうが上。RYZEN GのiGPUとChromium系ブラウザのGPU支援が相性悪いみたい。数日の使用でフリーズ…から復帰する時もあればそのまま完全にOSごと固まってしまう時もあり。flagsから有効化したGPU支援関連を全て切ったが変化は感じられない。こうなると後は設定からハードウェアアクセラレーションを切るぐらいしかないのだが、うーん。

Linuxの起動でコケる

1/2ぐらいの確率でmoduleの読みこみに失敗するっぽい。
自分の環境では放っとけばそのうちLinuxは立ち上がるのだが、その場合LANアダプタが使えなくなってる。(以前はダメだったがkernel5.13で試したら×マークがついていてもネットには繋がるようだ、訳がわからん‥‥)

kernelブートパラメータにnomodesetで回避できる。
追記:Linux5.11からは何も設定しなくても今のところは問題なく起動している。何か対策がとられたのかはたまた偶然か?
←たまたま回避できてただけみたい……

追記:systemd-analyze blameで確認したところ、原因はsystemd-swapのようだ。ZRAM作成してswapにするのを自動化できて便利だったのだが……
仕方がないのでsystemd-swapはdisableしてZSWAPを自分で設定。オーバーヘッドはZRAMのほうが少ないのでちょっと微妙な気分(※といっても人間に体感できるような差はない)。

やっぱり気になるのでZSWAPからZRAMへ変更。リポジトリやAURにsystemd-swap類似のパッケージはいくつかあるのだが、systemd-swapのようにいつ非推奨になるかわからん。そこで海外サイトを参考にZRAMとswap作成スクリプトとそれを起動時に実行するサービスを作成。

電圧その他を取得

デフォルトのままでは取得できないためAURでzenpowerをインストール

使用法その他は→https://github.com/ocerman/zenpower

ざっくり書くとk10tempを無効化とblacklistに入れてからzenpowerを有効化。

なお、拾ってくる電圧がOFFSET適用前か適用後かはマザーボード次第?
GigabyteのB450M DS3Hは適用前、MSIのB450 Gaming Plus MAXは適用後が表示されてるようだ。

周波数スケーリングgovernor

CPB ONの場合はManjaroデフォルトのschedutil
CPB OFFの場合はschedutilだとクロックが上がりづらくレスポンスが悪いのでperformance

GUIから変更したかったらCoreCtrlをインストール。
※schedutilはCPU utilization表記になっている。

起動時に有効・永続化は
/etc/default/cpupower内の記述でgovernorを変更
governor='schedutil'

Zsh

Manjaro LXQtを試したらターミナルのシェルがデフォルトでZshになっていた。これがなかなか便利でさっそくメインのXfceで有効化してみた。(XfceだとBashがデフォルトだがZshも最初からインストールされている。)
しかし、なぜか.zshrcにsetoptで指定した機能が有効化されない。
Manjaro-zsh-configを参考にと思ってインストールしてみたら各項目の_が要らないみたい??
例:setopt auto_cdはダメでsetopt autocdなら機能する。

Firefox

プリインストールされているFirefoxだが
about:configでbrowser.cache.disk.false、browser.cache.memory.enableにしても~/.cache/mozilla/firefoxにキャッシュが書き込まれる??
気になる場合はtmpfsにするか、Profile sync daemonを使用しているならprofileのフォルダにへ移してシンボリックリンク作成。

Vivaldi-snapshot

AURから消えたがherecuraリポジトリからインストール可能。
参照→https://wiki.archlinux.jp/index.php/%E9%9D%9E%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%88%E3%83%AA#herecura

もっとも、ここ最近のsnapshotは使ってられないレベルのバグが頻発するのでstable推奨。
バージョンによっては古いほうに戻すとプロファイルがおかしくなったりと気軽に試しづらい。
それとVivaldiは普通に使えているように見えるがスピードダイヤル回りでエラーを吐き続けている。もう数年前に発覚したのにいつまで経っても直らない。

VivaldiやBraveはflagsからVulkanの有効化ができるが、サイトによって文字の表示が一部かすれたり消えたりなどの現象がおきるのでお薦めはしない。

時刻合わせ

sudo ntpdate ntp.nict.jp

fps制限

Stalker SoCなどVsyncの効かない・設定がないゲーム用に。ゲーム内での設定が効くなら不要。

AURでlibstrangleをインストール
Steamの場合は起動オプション欄にstrangle <somenumber> %command%
例:60fps制限ならstrangle 60 %command%

Stalker SoCでは何も設定しないより格段に滑らかに感じる。

A10-7850K(KAVERI)でVULKAN

KAVERIの場合、ドライバがAMDGPUでなくRADEONが使われている。
そのためSteamでProton5以降にしてもVULKANが使えない。

GRUBを編集してパラメータamdgpu.cik_support=1 radeon.cik_support=0追加、GRUBを更新する必要がある。
(KaveriはSea Islandsなので"cik"になる。RADEON HD7850ならSouthern Islandsの"si"を指定。)
https://wiki.archlinux.jp/index.php/AMDGPU

amdgpuドライバを有効化しただけだとradeonドライバも起動時に読みこまれてしまうのでブラックリストを作成。
/etc/modprobe.d/radeon.confを作成してblacklist radeonを記述