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Linux Mint18の時は/homeを別パーティションにしようとしたがうまく起動せず結局自動インストールに頼った。今回のLinux Mint 19.2 Xfceのインストールは/homeを別ドライブにしてもあっけなく終わった。今にしてみるとUEFI起動パーティションを先頭に用意しなかったのがマズかっただけみたい。

インストールそのものは簡単だったが、その後でけっこう戸惑う部分が多かった。以下は絶対に忘れるので再インストールに備えての覚え書き。

SSD設定

SSD関連の設定はインストール時に以下のように自動でほとんどやってくれてる。

  • TRIMは一週間毎に実行。
  • deadline設定済み。
  • swapはパーティションを作らずswapfileを2G作成。

自分でやったのは/etc/fstabから各ディスクのoptionにnoatimeを設定。

それとswappinessもデフォの60は多すぎるので少しづつ減らして様子見し結局は10まで落とした。さすがにこれ以上は落とさないほうがいいだろう。

/etc/systctl.confにvm.swappiness = 10を追記。

サスペンドについて

19.2にして面喰らったのがこれ。放置しての自動サスペンドが効かないのだ。モニターの電源は自動で切れるのだが本体はいつまで経ってもそのまんま。寝落ち前提の点けっぱなし運用だからちょっと困る。

自動サスペンドできない原因は単純。いつのバージョンからか知らないがスクリーンセーバーがXscreensaverからLight Lockerへと入れ替わっていた。こいつがデフォルト設定だとスクリーンセーバー起動時やモニターサスペンド時に画面をロックするようになっている。そんでシステムのサスペンドをする電源管理プロセスはユーザー権限で動いてるからロックによって封じ込められてしまう。

Light Locker 設定
ロックを無効化

つまりLight Lockerのロック機能をOFFにすればこちらの意図通りにサスペンドが動くようになる訳だ。気づいてしまえば単純な話なのだが、Ubuntuの18.04で勝手にスリープに入る(ノートPC?)だとかその対策でデスクトップではサスペンドに入らないようにしたみたいな情報が検索でヒットしまくり幻惑されてしまった。

サスペンド復帰

これもちょっと想定外のトラップがあった。とにかく反応が悪くて、キーをバシバシ連打しないと起きてくれない。酷い時は再起動のほうが速いんじゃないかというくらい。Mint18で使ってた時はこんな事なかったんだけどなぁ、と思っていたらMint18で起動しても反応が悪いことが判明。

原因はキーボード。
ハード構成のうち起動ディスク以外で変更したのはキーボードだけ。以前はPS/2接続変換のMajestouchだったがそれからUSB接続のHV-KB390Lに換えていたんだった。試しにMajestouchをPS/2接続にしてみたら一発で復帰する…。

(追記:何だかよくわからんがHV-KB390Lは復帰でESCと最上段の数字列とqwerty段なら起きるようだ。これはこのキーボードの仕様なのか?Linux側でUSBキーボード全般がそう設定されてるのか?)

WindowsだとUSB接続でもサスペンドからの復帰は全く問題なかったからこんな罠があるとは思いもしなかった。今の時代キーボードなんてUSBでも大丈夫なんて思うのは油断だな。予備に1つくらいPS/2接続できるキーボードはあったほうがいい。

サスペンド後のUSB機器認識

サスペンドからの復帰でUSBキーボードを認識しなくなる事がある。一応はプラグの抜き差しでも治るが、根本的な対策はターミナルからlsusbでデバイスIDを調べ、/etc/default/grubを編集。

lsusb
lsusbで調べた結果。このキーボードはHoltek製コントローラーらしい。

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"
GRUB_CMDLINE_LINUX=""

上の行のLINUX=""を書き換え。lsusbで調べたIDが下の青字部分になる。

GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"
GRUB_CMDLINE_LINUX="usbhid.quirks=0x04d9:0xa131:0x00000008"

Ubuntu 16.04 サスペンド復帰後にキーボードが効かない - Qiita参照

追記:書き忘れていたがsudo /usr/sbin/update-grubで更新も必要。
Mint19.2と違ってManjaro(kernel4.19)環境だと復帰でUSB機器の認識不良は起きないようだ。

その他

これも忘れそうなので追加。

/home下の各種フォルダを英語に→LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

19.2だとva-apiはプリインストールされてた。vdpauはなかったので必要なら入れる。
ウチの環境(kaveri)だと動画再生はvdpauのほうがわずかに滑か。それとva-apiだとMPVのウィンドウ表示でコンパネのボタンが効かなくなっちゃうみたい。

2019年12月追記

最近のManjaroだとvaapiでもボタンは問題なし。それとvdpauのCPU使用率が少し上がったみたい。2019年12月現在だとvaapiのほうが良いか。

やらなければいけない作業がほとんどないのはMintの完成度の高さと気配りが行き届いてるおかげ。向こうのフォーラムでよく見る表現だとOOB(Out of Box)でそのまま使えるってやつですね。そらまぁ人気もでるわなぁ。

※長くなったのでXfceでのカラーマネージメントは別記事に分割。