HV-KB390Lそれなりに気にいっているのだが、スペースバーなどよく指が触れるキーのテカりが目立ち始めてきた。最初は指の脂だと思っていたのだが、よく見たら艶消し塗装が削れてツルツルになっていた。10年使い込んだMajestouchよりも使用10ヶ月のHV-KB390Lのほうがテカりが激しいというのがもうね…。

キーボードをLEDでピカピカ光らせるために半透明樹脂の上から塗装している訳だが、塗膜の強度的にやっぱ無理があるよ。半額セールで買ったから「こんなもんか」と思える範囲だけど、定価で考えたら両者の差はほとんどない(特にサンワのほう)。二色成型ならこんな心配もないのだけれどコストがかかるから高級タイプでもない限り使われる事はあるまい。LEDで光らせたりするからこんな余分なコストとか面倒が増えてる、それだけの話なのにね。

HV-KB390L塗装剥げ

今のところは下地が見えるところまでは削れていないが、いつまで保つ事やら…。見た目を気にしなければいい話ではあるがちょっとなぁ。

替えのキーキャップがないか検索してみたけれど自分の欲しいタイプがない。
今使っているキャップと同型のは塗装なしで透明樹脂が剥き出しのまんま(半透明ではない)。
半透明樹脂に塗装あり+無刻印はノートPCみたいな感じで側面の傾斜があまりなくてキートップの面積が広い上に凹みがないからミスタイプが増えそう。スペースバーだけ替えるのなら…とも思ったけれど、結局塗装がまた剥げるだけだし。

遊舎工房やAliExpressで二色成型+刻印ありのkailhロープロ用セットを売っているんだが…うーん。刻印ありの黒って下半分の半透明樹脂が丸出しだから、フレームレスという事もあって樹脂の白がすごく目立つのですよ。自分で一個一個側面に艶消し黒を塗ってもいいけどABSみたいだからなぁ。形状も塗装あり+無刻印と同じノートPC型なのであまり使いたくない。それによく見ると一部のキーのサイズが違うようだ。スペースバーはHV-KB390Lのほうが長いからスペーサーが邪魔して取り付けられんぞ、こりゃ。

HV-KB390Lのkailh青軸は打鍵感も悪くはないし音も抑えめなので、何だかんだいってMajestouchでなくHV-KB390Lをメインにしているのだけれどこういう点が惜しい。あんまり耐久性考えてなさそうとか互換キーキャップの選択肢の少なさとか…。

ゲーミングなんちゃらでLED発光は本当にアホらしい。こういう流行はなくなってほしいのだけれど。