左Shiftの感触が気になるので好奇心からキーキャップを外してみた。そしたらキーキャップと一緒にスタビライザーも外れちゃったのですね。バラバラに落ちてきたのでどう装着されていたのかよくわからない。キーキャップ裏のガイド部に沿って嵌め込めばいいのだろうか?

他のキーの隙間からスタビライザーを確認して取り付ける向きは判明した。さっそく取り付けでみた…のではあるが、何だかおかしい。
Shiftキーの中心を押した時はいいが、端を押した時に軸が擦れてひっかかる。そして幅の広さが同じくらいのEnterキーと比較すると明らかにキーキャップのぐらつきが酷くなっている。

つまりスタビライザーが機能していないようだ。何度か着け直してみるも改善しない。外してもスタビライザーがキーキャップに着いたままというのも何かおかしい。

そこでまた隙間から見比べてみるとスタビライザーの角度が他と違う。手前側がもっと下がっていないといけないように見える。もっと注視してみるとスイッチの手前側の窪みにスタビライザーのコの字部分がはまって軸になっているようだ。ガイドがあるのでキーキャップ側にスタビライザーを着けてからスイッチ本体に嵌め込んだのがいけないって事か。

HV-KB390Lスタビライザー
これが正しいスタビライザー装着位置
透明なABSの凹みに固定され軸として回転します

スタビライザーをスイッチに着けてからキーキャップというのが正しい手順なのですね。スイッチへのスタビライザー装着はちょっと力をかける必要があったので、キーキャップに着けたスタビライザーだとスイッチの受け部分にちゃんと嵌らないのは当然か。

そんなこんなで何とか直ったのだけれども、このキーボードはあまりキーを外さないほうがよさ気ですなぁ。スタビライザーの固定はスイッチのABSが削れてしまったら終りだし、キーキャップの軸へ固定するためのツメもけっこう小さい。キーの着け外しは間違いなく寿命を縮めると思う。